地域教育課題の分析と対応

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授業科目名
(英訳名)
地域教育課題の分析と対応
(Analysis and Coping with Community Ecucational Problems)
単位数 2
必修・選択の区分 必修
担当教員名 矢﨑 満夫
分担教員名
授業の目標 静岡県特有の学校教育課題を俯瞰し、対応する力を身に付ける。具体的には、(1)静岡県内の学校における「日本語指導が必要な児童生徒」の現状と課題を把握し、今後どのように当該児童生徒の受け入れや支援を進めたらよいかを考える。(2)静岡県の自然災害特性の現状を把握し、教育や学校の防災対策を考えるとともに、災害が発生した際の心のケアについて理解を深める。
学習内容 静岡県内における地域の主な教育課題として、①日系ブラジル人をはじめとした「日本語指導が必要な児童生徒」の支援のあり方と、②東海地震の発生を念頭においた防災対策のあり方の2つが挙げられる。①に関しては、県内に居住する当該児童生徒の現状把握を行ったうえで、集住地域と散在地域それぞれの学校における教育上の課題について事例研究を進める。また、受講生のこれまでの経験や基盤実習を行う中で得られた知見なども生かしながら、当該児童生徒を身近に受け入れた際に、どのような具体的支援・配慮を行い、受け入れ側の日本人児童生徒らも交えた教育活動を展開していくかについて検討していく。一方、②に関しては、講義・インターネット上の関連ページの閲覧・ハザードマップを用いた作業などを通じて、東海地震に代表される静岡県固有の自然災害の特徴や被害予測および対策の現状等を把握し、それらの知識・情報をどのように児童生徒に伝達し、学校の防災対策に生かすかを考えていく。また、災害発生時の心のケアについても考察を進める。
授業計画 【単元】学校における「日本語指導が必要な児童生徒」の支援のあり方
1.県内学校における当該児童生徒の在籍状況や支援態勢に関する現状把握
2.基盤実習記録を基にした支援のあり方に関する分析①(富士市)
3.当該児童生徒集住地域における課題とその対策(浜松市他)
4.基盤実習記録を基にした支援のあり方に関する分析②(富士市)
5.当該児童生徒散財居住地域における課題とその対策(静岡市他)
6.基盤実習記録を基にした支援のあり方に関する分析③(富士市)
7.学級担任教師の役割と加配教員との連携のあり方(浜松市および静岡市他)
8.「日本語指導が必要な児童生徒」に対する支援の実際①
9.「日本語指導が必要な児童生徒」に対する支援の実際②
10.「日本語指導が必要な児童生徒」に対する支援の実際③ 


【単元】学校における防災対策のあり方
11.静岡県の自然災害特性(全容ならびに地震・津波災害)
12.静岡県の自然災害特性(火山噴火、洪水、土砂災害など)
13.防災教育・防災対策の現状と今後
14.災害発生後の心身の状態について
15.災害発生後の教育相談体制について

実習との連携 特に「日本語指導が必要な児童生徒」の支援については、基盤実習において関連する学校へ赴き、支援を行う教員や学級の様子を見学し、事例研究を行う。また、授業の後半部分では、受講者自身が支援に携わり、自らの実践について振り返りを行いながら、当該児童生徒の支援のあり方について考えていく。
教員間の連携 なし
テキスト 必要に応じて、指定または配布する。
成績評価の方法 授業中の活動とレポート内容に基づいて、S〜Dで判定する。
担当教員からの
メッセージ
静岡県の教育現場では、「日本語指導が必要な児童生徒」に対する支援のあり方と、地震などの防災対策のあり方は、ぜひとも扱っておかなければならない大きなテーマです。本授業を通じてその現状と課題について知り、学校現場における今後の具体的対策を受講者全員で考えていければいいと思います。

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