子ども理解と学校教育相談の在り方

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授業科目名
(英訳名)
子ども理解と学校教育相談の在り方
(Promoting Child Understanding as a Teacher and the Theory and Practice in School Counseling)
単位数 2
必修・選択の区分 必修
担当教員名 原田 唯司
分担教員名 伊田 勝憲・石田 純夫・遠藤 喜和
授業の目標 講述や文献購読、討論等を通してこれからの学校教育教員にふさわしい子ども理解・支援能力のいっそうの進展を図り、学校における教育相談活動を適切に遂行する手がかりとなる視点・見方や知識・方法を獲得する。
学習内容 (1)子どもの“問題”行動の見方、(2)発達的視点に基づいた子ども理解、(3)子ども理解に有用な方法論について学ぶことを通して学校教育相談の望ましい在り方について考察する。また、「基盤実習(滞在型)」との往還を図るために、本科目に関連した課題に関する検討会を行う。
授業計画 1.オリエンテーション:自己紹介、コースデザインおよび本授業科目-基盤実習(滞在型)との往還の説明
【単元】子どもの“問題”行動の見方について考える
2.「見方を振り返る」:実例を手がかりに、子どもの思考や行動の特徴を理解する際の見方の特徴や限界を明らかにし、複眼的な見方の必要性を知る。
3.「見方を変える」:「見方を変える」とはどのようなことであり、子ども理解にどのような意義を持つのかについて、実例に基づいて考察する。
4.「(理論的)知識の役割について知る」:理論的知識を持つことが実際の子どもの“問題”の理解と対応に役立つことを事例に基づいて理解する。


【単元】発達的視点に基づいた子ども理解 *テキストに基づいて小グループによる内容紹介と論点提示・討論を行う(第5回~8回)
5.「小学校低学年の発達的特徴の理解」
6.「小学校中学年の発達的特徴の理解」
7.「小学校高学年の発達的特徴の理解」
8.「中学生・高校生の発達的特徴の理解」


【単元】子ども理解の方法論
9.「みる①」:代表的な質的調査方法である「観察法」について,基本的考え方や記録および整理・分析方法について概説する。
10.「みる②」:「基盤実習(滞在型)」での観察結果に関する情報交換と討論を行う。
11.「きく①」:重要な質的調査方法である「面接」について,基本的考え方や記録および整理・分析方法について概説する。
12.「きく②」:「きき役」,「きかれ役」及び「観察者役」を各自がそれぞれ経験す
ることで,役割や立場の違いを認識する。
13. 「はかる」:代表的な量的調査方法である「質問紙調査」について,基本的考
え方や質問紙の作成方法,データの処理方法について概説する。


【単元】学校教育相談の在り方について展望する
14.「アセスメント」と「チーム支援」:教師が行う学校教育相談の在り方について「アセスメント」と「チーム支援」を手がかりとして概説する。
15.「学びの交換」:本授業科目を通して学んだことがらについて受講生同士の対話により共有化を図る。
実習との連携 1)理論的背景と提示された観察視点に基づいて実習校の状況を観察し、記述すること。
2)実習校での観察結果に基づいて事例の提示を行い、相互討論を行うこと。
教員間の連携 主担当教員・分担教員が全回数を共同担当するが、具体的役割は以下の通りである。
<主担当教員>
・授業の企画実施及び運営全般(原田)
<分担教員>
・内容に関する追加・補足(伊田)
・事例及び学校課題の提示(石田・遠藤)
テキスト とくにない。参考資料は適宜紹介する。
成績評価の方法 下記評価項目における達成度を討論への参加状況やレポートにより判断し、S~Dで判定する。
(1)「基盤実習(滞在型)」との往還課題
(2)グループワークや討論への参加の質と内容
担当教員からのメッセージ 「教師の子ども理解」を改めて振り返り,より適切な見方や方法論を習得することで,子ども一人ひとりをしっかりと受け止め,支援できる教師としてさらなる成長を期待します。

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