子どもが安心感を実感するための教師の関わり

授業科目名 子どもが安心感を実感するための教師の関わり
(How to Promote Teacher-Pupils Relationship?)
担当教員名 原田 唯司
(HARADA Tadashi)
所属等 学術院教育学領域
研究室 教育学部A棟405
分担教員名 伊藤 公介、鈴木 秀志、伊田 勝憲
学期 前期
必修選択区分 選択
対象学年 2年
単位数 2
曜日・時限 月3・4
キーワード 非認知的能力、アタッチメント、関係発達論、参与観察、エピソード記述
授業の目標 子どもの知的能力の育成者というよりも,子どもと周辺の他者との間の関係性構築の支援者としての教師の役割の側面に着目し,子どもが安心感や自他への信頼感をベースとして心地よい学校生活を過ごすことができることを目指した教師の関わりの在り方について考察するための理論的根拠を学ぶ。
学習内容 ①“非認知的能力(社会情緒的コンピテンス)”着目の背景や研究成果,育成の基盤について知る。
②“アタッチメント”形成の意義や発達の様相について知る。
③“関係性の発達”の理念や基本的事項を知る。
④参与観察とエピソード記述の方法について知る。
⑤関係論文の購読を通して質的研究方法の意義や進め方,解釈の仕方を知る。
⑥以上を踏まえ,子どもが安心感を実感できるような教師としてかかわりや支援の在り方について考察する。
授業計画 第1回~第3回
  非認知的能力…着目された背景,定義と内容,研究成果,育成方法
第4回~第6回 
  アタッチメント…定義,意味,発達の様相
第7回~第9回
  関係発達論…子どもの精神発達のとらえ方,関係発達の重要概念
第10回~第11回
  関与観察とエピソード記述の方法
第12回~第14回
  研究論文の購読
第15回
  まとめとディスカッション
受講要件 特にない
テキスト コースパケットを提供する。
参考書 一部コースパケットに記載するほか,適宜紹介する。
予習・復習について 必要に応じて次回に検討する内容に関する問いを事前に提示する。
成績評価の方法・基準 論文等の理解の定着度,デスカッションに取り組む姿勢や主張内容の妥当性,課題レポートに基づいて、担当教員の合議の上でS~Dで判定する。
オフィスアワー 随時。ただし事前にメールにて連絡して下さい。
担当教員からのメッセージ 子どもが安心感を保ちながら学校・学級生活を送るために教師はどのような支援を日頃から心がければよいだろうか?子どもたちが安心感を実感することができる「居場所」とは,いかなる関係と場であろうか?本授業ではこうした問いについて,関連する重要概念の学習や意見交換を通して一定の方向性が提示できればと考えています。