授業と学習のメカニズム

授業科目名 授業と学習のメカニズム
(Mechanisms of Teaching and Learning)
担当教員名 石上 靖芳
(ISHIGAMI Yasuyosh)
所属等 学術院教育学領域
研究室 教育学部A棟408
分担教員名 町 岳、山城 拓也
学期 前期
必修選択区分 必修
対象学年 1年
単位数 2
曜日・時限 火7・8
キーワード
授業の目標 児童生徒の知識技能の獲得の特徴を理解する。
児童生徒が主体的に学びを深めるための授業の条件を理解する。
児童生徒の学習活動をメカニズムに基づいて観察評価できるようになる。
学習内容 効果的な授業方法を裏付ける人間の学習メカニズムについて、とくに知識や技能の獲得という認知面と、動機付けや意欲といった情動面について、複数の文献資料をグループワーク主体で読んで議論し、授業場面と対応付けて統合させながら体系的に学習する。また「授業形態の特質と選択」「目指すべき学力とその評価」と連動させながら、効果的な授業の在り方とそれを支える授業・学習のメカニズムとの対応関係を考え、知見を用いて、授業における児童生徒の具体的な学習行動を分析するとともに、授業改善の方法について考える。
【実習との連携】
基盤実習における連携協力校訪問の事前検討を本授業のグループワークとして行う。具体的には、協力校から事前に送られてきた授業案を、本授業の学習内容を活用して分析・検討する。また実習観察の結果を元に、本授業の学習内容を活用して分析する。
授業計画 【単元】学習のメカニズム(知識構成・理解深化・技能熟達・知識転移・動機付け)
1.各領域の文献をグループで分担して整理し発表準備をする
2.グループを組み替え担当文献を相互発表・領域間のつながりを議論する
3.各領域の特徴を踏まえ、授業観察に必要な観点を一覧表としてまとめる
【単元】授業案・学習メカニズムに基づく授業観察と評価1
4.学習のメカニズムの観点から授業案を検討する
5.訪問実習後(授業研究)、学習のメカニズムの観点から授業を評価、議論し、改善案をまとめる
【単元】授業のメカニズム(協調活動・目標設定・問題解決・学習環境と文脈)
6.各領域の文献をグループで分担して整理し発表準備をする
7.グループを組み替え担当文献を相互発表・領域間のつながりを議論する
8.学習のメカニズムと授業のメカニズムの対応関係、授業形態、目指すべき学力との対応関係を議論、整理する
9.授業と学習のメカニズムの特徴と観察分析方法を一覧表としてまとめる
【単元】授業案・授業、学習メカニズムに基づく授業観察と評価2
10.授業と学習のメカニズムの観点から授業案を検討し観察ポイントを決定する
11.訪問実習後、授業と学習のメカニズムの観点から授業を評価、議論し、改善案をまとめる
【単元】授業と学習のメカニズムに基づいた学習行動の分析
12.これまで「基盤実習」で観察してきた複数授業での児童生徒の学習活動を、授業・学習のメカニズムの特定の観点から一貫して分析する。そのための観点をグループごとに設定する
13.発話記録、ビデオ記録、観察記録等を用いて各グループの観点の視点で振り返り、分析手法を決定して分析する
14.分析結果をまとめ、文章化してレポート化すると共に、発表準備を行う
15.各グループの分析テーマ、手法に基づいた分析結果を相互発表し、評価しあう

【教員間の連携】
主担当教員・分担教員が全回数を共同担当するが、具体的役割は以下の通りである。
<主担当教員>
・講義内容の準備と解説を行うとともに、議論とグループワークの進行を担当する。(石上)
<分担教員>
・異なる専門あるいは実務家の視点から、講義中の議論へ参加するとともに、グループワークの指導・支援を行う。(町、山城)

受講要件 なし
テキスト 必要に応じて、指定または配布する。また、協調学習支援システムを使用する。
参考書 なし
予習・復習について なし
成績評価の方法・基準 授業中の活動とレポート内容に基づいて、担当教員の合議の上、S~Dで判定する。
オフィスアワー メールでアポイントをとること
担当教員からのメッセージ 授業と学習のメカニズムを知ることは、効果的な授業がなぜ効果的なのか?を裏付けをとるためにも重要なことです。また、メカニズムを知ることで観察の視点も多様になります。教科の枠組みを超えて横断的に、授業の善し悪し、生徒児童の学習状況を把握することができるようになりましょう。本年度は、小学校社会科を対象に実習(授業研究)を行い、ポートフォリオ、転移課題の分析、グループにおける対話を分析すりことで、アクティブラーニングの深い理解に結び付けていきます。