平成28年度選択科目授業風景(その15)

益川先生集中講義(2月13日)
2月13日(月)に1日かけて益川先生による集中講義がありました。授業の冒頭では「これから必要な資質・能力のひとつ『考える力』はどのようにして身に付くのか」という大きな問いが提示されました。思考力の高い人、論理的に考えることができる人とはどのような人で、そのような人を育てるにはどうしたらいいのか、という深い内容が込められた問いでした。この問いにつなげるべく、本授業では古典的な問題解決研究から「人の学習メカニズム」を今一度見直すために、「ハノイの塔」「ホビットとオークの問題」などにグループで協働しながら取り組みました。授業を通して、人の問題解決の特徴として、知識や文脈があるほど解きやく、こうだと思ってしまうと同じ方法を繰り返す傾向があるということ、だからこそ視点の転換を促せるような、他者との対話をはじめとする協働学習が必要になるということを今一度確認することができました。次期学習指導要領の告示前に、もう一度立ち止まって授業の在り方について考えることができたとともに学びの深まった有意義な時間となりました。

平成28年度選択科目授業風景(その14)

「授業と学習の新たな展開」
1月31日に静岡市立安東中学校より笠井英彦先生を講師にお迎えして「アニマシオン」に関する講義を受けました。読書指導における「アニマシオン」に関する書籍が多く見られるなかで、「アニマシオン」とは実はいろいろな教科や領域等の指導においても教材開発や授業構想をたてる際に有効なものであることを知りました。本授業では、アニマシオンに関する基本的な知識や考え方等を紹介していただいた後で、実際に笠井先生の担当教科である社会科の授業における「アニマシオン」を取り入れた活動を体験させていただきました。授業を通して、いろいろな分野でいかせる「アニマシオン」の可能性を知ることができたとともに、授業において子どもを楽しく思考を働かせることのできる授業作りの意義を実感することができました。